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CHANELができるまで『ココ・アヴァン・シャネル』

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「ファッション界に革命をもたらしたココ・シャネルの物語」

 

あらすじ

田舎のキャバレーで歌い、世界的な歌手になることを夢見たシャネル。

いつしかその夢も諦めるも、偶然作った帽子が彼女の人生を変えることになる。

名声も財産もないたった一人の女性が世界的なデザイナーになるまでの物語。

 

 

金持ちではなかった、しかし強運

 

この物語は親に捨てられ孤児院で育ったシャネルがどう言った経緯で世界的ブランドである「CHANEL」を設立し現代のファッションに大きな影響を与えるデザイナーまでを描いています。

 

ファッションデザイナーになる人っていうのはだいたい金持ちの家で生まれ、と勝手に思っていましたが、シャネルは違います。

彼女は貧しい家庭に育ち、父もろくに帰ってこないようなうな家庭に生まれました。

やがて母がなくなり、父に捨てられ、妹とともに孤児院で幼少期を過ごします。

 

20代になりキャバレーでいつものように歌を歌っていると、のちに彼女の人生を変えることになるバルサンという将校に出会う。

この男は幸運なことに大金持ちでした。

やはり才能のある人には運が向くもんなんですかね。

 

シャネルは彼の豪邸で暮らすことにしましたが、彼女にとってそれは退屈なことでした。

なので、彼女は突然帽子を作り始めました。

結果、彼女は多くの人に認められることになり、やがて店を持つようになります。

この店を持つ前、バルサンには反対されます。

しかし彼女に賛成する男がいました。

それが、後に生涯独身だったシャネルが一生涯愛し続けたアーサー・カペルという男でした。

また、シャネルは金持ちと恋に落ちました。

すごい強運ですね。

 

 

何も持っていなかった女性の悲しみが混ざったサクセスストーリー

 

シャネルという女性にはつくづく運が傾くなと思った作品でした。

とにかく周りは金持ち。

妹も金持ちと結婚したし、なんかできすぎていると嫉妬しました。

この話はラブストーリーに近いので男性にはかなり退屈でしょう。

あくまでシャネルのいう女性一個人に焦点を当てている作品なので、ファッションを楽しみたいという方には不向きではありますが、シャネルはどうしてあの時代に革新的なデザインを生み出せたのかというヒントは得られると思います。

 

シャネルという人を彼女の目線で見ることができる作品でした。