ファストファッションの裏側『ザ・トゥルーコスト 〜ファストファッション〜 真の代償』
「ファストファッションの作り出す、過酷な労働の真実」
低価格化のために・・・
今、服飾業界をけん引きしているファストファッション。
低価格でデザインがいいというところが魅力だろう。
また、週ごとに新商品を発表するなど消費者を飽きさせないようにと、工夫を凝らしている。
しかし、これらを実現するのは膨大な量の労働力がいる。
しかも低賃金で。
彼らの労働環境は最悪で、労働賃金は毎年減っている。
火災が起きようとも、避難させることはないし許されない。
組合で抗議しても、部屋に閉じ込められ暴行され口封じをされるだけ。
ファストファッションの裏には逃げ場のない労働者達によって支えれている。
消費主義の弊害
ではなぜ、ファストファッションはこれほどまで人気になったのだろうか。
それは物を所有することが幸せになれる、理想の自分になれるという考えがあるからだという。
現代ではこの考え方が過剰になっているという。
ファストファッションではこの考え方を強固にした。
低価格という特徴によって、この考え方を加速させたのだ。
しかし、そんな業界のあり方に足しして疑問を持ち、解決策を模索する人たちがいる。
彼れはフェアトレードを取り入れることによってこの問題を解決しようとしている。
労働者と顧客のどちらにも利益が出るようにと答えを導き出そうとしているのだ。
ファストファッションの未来を模索しているような作品。