Haliwood

映画や音楽などの趣味について書いていくブログ

犯罪者とトークしよう『マインドハンター』

この記事をシェアする

www.netflix.com(上記で日本語字幕が流れます)

 

ネットフリックス×デビット・フィンチャー

この組み合わせで滑ることはそうそうない。

あらすじ

まずこの物語のあらすじを。

FBIの交渉人であるホールデン・フォードは、最近の犯罪は変わったということを悟り、ビル・テンチという男と共に様々な犯罪者と会話をし、異常犯罪者の根底を探っていく。

この物語に出てくる犯罪者は、実際にアメリカに実在していました。

だからこそなんでしょうかおぞましさというものが浮き出しになっていて、話している内容もまぁエグい。

 話してくれる犯罪者たち

もう一度言いますが、このドラマに出てくる犯罪者は実際に存在しました。

ここで劇中に出てきた犯罪者たちを一部紹介していきます。

 エド・ケンパー 

身長206メートルで知能指数も高い殺人鬼。

10人ぐらい殺しました(ちなみに最初の被害者は祖母)

とくに母親を殺した時の話は、引きすぎて笑うほど。

  ジェリー・ブルードス

究極の靴フェチ。

殺したのは6−7人ぐらいかな。

殺人方法は、ガレージに連れ込んで散々弄んだに殺害。

俺は無罪だとか、話している内容が変わったりだとか、ホールデンたちでさえも弄びます。

 

このドラマは有名な犯罪者からいろんな話を聞けるんですよね。

どういった経緯でこうなったとか、人生観とか(内容はかなりエグい)。

このドラマは犯罪者に重点をおいているので、事件解決とかに重きは置かれていません。

ただ犯罪者から話を聞き共通性を見つけ出し、やがて、プロファイリングというものを完成させていくものとなっています。

犯罪心理学が作られていく過程を楽しめるのも本作の魅力の一つでしょう。

 

他のサスペンスとの違い

このドラマにグロい殺害現場などは出てきません。

レクター教授がおしゃれに人肉料理を作るシーンもありません。

犯罪者を追っかけたりしません、もう捕まっている人たちの話を聞くのです。

エドケンパーを捕まえる過程を描くドラマとは違い、だいぶ地味な作品となっています。

でも、ものすごくリアルなんです。

劇中に出てくる犯罪者たちの供述は本当にあったことです。

だからリアルさがより一層強調されるのでしょう。

やっぱフィンチャーとネットフリックスの組み合わせはハズレなしだな。

 

僕からは以上!